発見から国天然記念物指定後のムジナモ消滅まで
羽生のムジナモは1921年に三田ケ谷の沼地で速水義憲氏が発見しました。学校の先生として、周辺の植物をよく知っている必要があると調べていた時に見つけたそうです。
広い範囲にムジナモが生育していることを確認しましたが、1960年代になると掘り上げ田として稲作が行われていた水田では除草剤の影響で、また堀のムジナモは魚捕りの影響で絶滅の一途を辿っている状況であると記されています。
1966年には「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」は国内最後のムジナモ自生地として 国天然記念物に指定されました。


ところが、指定直後の大型台風時にムジナモは流出してしまい、翌年には自然状態のムジナモの生育はみられなくなってしまったのです。

ここから、ムジナモが生育できる環境を取り戻すための半世紀以上にもおよぶ長い取り組みが始まりました。